平成22年度は、長引く国内経済の低迷から緩やかな回復基調にありましたが、昨夏の異常な酷暑や本年3月の「東日本大震災」等影響を受けて、戦後最大の経済状況となっており、重ねて低迷する建築業界も将来展望も見えない状態で推移しました。
本会では、こうした状況下、平成22年5月29日開催の通常総会(事業計画・予算の承認)の議決を受けて「社会に対して、建築士の役割をアピールし、建築士の地位向上を図る」を基本目標とし、「より期待され、信頼される建築士を目指して」を基本方針に本年度の重点施策を中心に各種事業を展開しました。
特に、本年度は、平成22年4月より「滋賀県指定登録機関」として二級・木造建築士の登録業務を行うとともに11月20日に「近畿建築祭」を本県で盛大に開催するなど会員のご協力により多くの成果を得ることが出来ました。厚くお礼申し上げます。
以下、本年度の実施事業について報告させていただきます。
二級建築士(新規登録103件、登録事項変更28件)木造建築士(新規登録8件)
一級建築士(新規登録37件、登録事項変更5件)
◎一級建築士試験(立命館大学くさつキャンパス)
(学科7月25日、製図10月10日実施。本県受験者355名、合格者39名)
◎二級建築士試験(立命館大学くさつキャンパス)
(学科7月4日、製図9月12日実施。本県受験者337名、合格者109名)
◎木造建築士試験(立命館大学くさつキャンパス)
(学科7月25日、製図10月10日実施。本県受験者24名、合格者12名)
平成23年2月5日 大津市・ピアザ淡海で開催
合格者121名中、30名出席(本会入会者7名)
本事業の概要
1:県内建築士の現況調査(回収:県内3,859建築士・67.25%)
2:建築士データベースの住所修正等
3:「定期講習」受講案内(県内1,354建築士事務所等)
構築・連携特別委員会(7回開催)において「新定款の検討」及び「公益事業分類」を行うとともに県総務課と相談しながら、理事会及び評議員会で随時経過説明をしながら、3月11日には支部長様等に「公益法人化説明会」を開催しました。今後は、平成23年8月に「臨時総会」を開催し「公益法人移行」決議をいただき、県に正式申請し、平成24年度に「公益社団法人」としてのスタートをめざしております。
総会・・・通常総会(1回開催)、臨時総会(1回開催)
理事会・・・年間 7回開催
評議員会・・年間 5回開催
監査・・・年間 1回開催
委員会・・・10委員会(述べ50回開催)
その他・・・四役会、委員長会議、支部長会議、青年部会運営委員会、女性部会等が随時開催され、多くの本会事業の企画・運営に携わっていただきました。
第1回 平成22年 6月18日(金)大津市・ピアザ淡海 受講者68名
第2回 平成22年 9月22日(水)彦根市・ビバシティ彦根 受講者81名
第3回 平成22年12月 3日(金)大津市・ピアザ淡海 受講者93名
「建築士CPD制度」は、本年度から「カード」化となり、会員カードと兼用の「建築士CPDカード」を会員に配布しました。
本会の「建築士CPDカード」発行数 1,158枚(平成23年3月31日現在)
本年度の「専攻建築士」登録窓口業務件数 3件
本年度の通常総会(平成22年5月29日・長浜市開催)の席上、昨年度の大臣・知事等の表彰者に対する記念品贈呈(6名)及び例年どおり支部推薦の「会員表彰」(7名)を行いました。
(1)月刊「家」 毎月(年間12回)発刊しました。
(2)機関誌「家」2010年号を発刊し、2011年号の発刊をめざして、内容の編集作業等を行っております。(発刊予定:平成23年5月)
例年どおり、支部活動を支援するために本部会費の一部を還元しました。
年間通して、支部のご協力をいただき、常時「会員増強活動」を展開するとともに「建築士免許証交付式」(平成23年2月5日開催)時を利用し、新入会員の勧誘を実施しました。
平成22年度 入会者36名
| 支部名 | 総数 | 一級 | 二級 | 木造 | 準会員 | うち 終身会員 |
うち 家族会員 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 大津 | 280 | 217 | 61 | 1 | 1 | 20 | 3 |
| 湖南 | 195 | 105 | 89 | 1 | 0 | 10 | 3 |
| 甲賀 | 111 | 76 | 31 | 0 | 4 | 6 | 4 |
| 湖東 | 160 | 107 | 53 | 0 | 0 | 9 | 4 |
| 彦根 | 150 | 109 | 40 | 1 | 0 | 17 | 6 |
| 湖北 | 154 | 101 | 51 | 0 | 2 | 9 | 3 |
| 湖西高島 | 80 | 35 | 40 | 3 | 2 | 7 | 3 |
| 湖西滋賀 | 37 | 20 | 17 | 0 | 0 | 1 | 0 |
| 計 | 1167 | 770 | 382 | 6 | 9 | 79 | 26 |
(1)ベニヤドーム・木パズル・ケルン等による地域イベント参画
(2)米原市立大原小学校「総合学習」への派遣
(3)35周年記念研修旅行(韓国)
(4)びわこペーロン大会への参加
(5)親睦ゴルフコンペ・家族親睦事業の実施
その他、本会・近建青の事業に積極的に協力しました。
(1)Doシリーズ(4回開催)研修会の開催
(2)全建女・近建女への参加
その他、本会の事業に積極的に協力しました。
本会ホームページの「リニューアル」をめざして検討し、改定しました。
平成22年6月26日(土)に彦根市・ビバシティ彦根「センタープラザ・センターモール」において、盛大に開催しました。当日の来場者約800名
本年度初めての本事業(日本建築士会連合会主催)には、県内2高校から作品が出品され、平成22年9月21日に本県審査会(予選)を開催し、県立安曇川高校の作品を連合会に推薦しました。その後、連合会の本選において、本県推薦作品が「全国優勝」を獲得しました。
第1回「建築甲子園」全国優勝滋賀県立安曇川高等学校・古閑愛美さん 作品名「わたしのまちの油田」
昨年度に引き続き、第2回「未来のまち」「未来の家」子ども立体作品展を県内公立幼稚園の協力により平成23年1月29日(土)~30日(日)の2日間、草津市・イオンモール草津「イオンホール」で盛大に開催しました。応募作品数 178点
本年度も「地域貢献活動センター」として、公募・助成を行いました。
平成22年度助成
助成事業:「空き家を活用した古民家再生体験事業」
「ヴォーリス建築の保存再生と歴史を活かしたコミュニティ育成」(助成額 75万円)
本年度も長浜市、草津市、栗東市等の要請を受けて、「景観審議会委員」の推薦を行いました。
平成22年度判定評価件数 9 件
本年度途中から本事業の委託(新・建築士制度普及協会)があり、本会では、4名の「担当建築士」に依頼し、調査体制の構築・研修・県等との連絡会を実施しました。
(平成23年度から本格的に調査活動を実施します。)
本年度は、第53回建築士全国大会(佐賀市)が平成22年10月22・23日に開催され、本県からは21名の参加を得て、大会・見学会等有意義に実施出来ました。
平成22年度 建築関連図書等の販売金額 482,779円
(ア)日本建築士会連合会
本年度も連合会活動に参画するとともに各種会議に参加しました。
(イ)近畿建築士会協議会
本年度は、2回開催(6月18日及び3月2日)され、近畿各府県建築士会との連携を図りました。
(ア)滋賀県建設産業団体連合会
本年度も建産連の各種会合・研修会・講演会に参加しました。
(イ)建築五団体関係
本年度も「建築五団体」と連携を図りながら、例年どおり「滋賀県建築関係団体合同年賀会」に参加しました。
平成23年「建築関係団体合同年賀会」本会からの出席者 名
(ウ)その他関係団体等
安全・安心な街づくり委員会、防犯協会等の関係機関の会議・講演会等に参加しました。
本年度も行政関係委員の推薦及び表彰につきまして、執行部で協議し、それぞれ適任者を推薦しました。
本年度の「本会要望」を平成22年11月15日及び17日に政党(自民党県連・民主党県連)及び滋賀県知事・滋賀県議会議長・副議長、滋賀県土木交通部長及び建築課長に四役で要望活動を展開しました。